2006年02月27日

時生5

時生
ラスト、ボロボロ泣いちゃいました。

 

不治の病と闘う息子が最期のときを迎えようとしていた時、父親である宮本拓実は妻にある少年の話を語り始めた。

 

妻はある遺伝病を抱えていた。その為に子供を産めなかった。

拓実は妻が妊娠したと知った時、子供がもしその病気になったとしても産むことを望んだ。

「明日だけが未来じゃない」

ある少年の言った言葉を思い出し…。

生まれた子は病気の可能性のある男の子だった。

不安を抱えながら中学卒業間近、戦いが始まった。

3年間の闘病生活が終わろうとしている今。

妻は息子が生まれてきて良かったと思っているか知りたいと言う。

そして、拓実は語りだした。20年以上前のあの思い出を…。

 

もし、過去に行くことが出来たらどうするだろう?

拓実が20代の頃、ほんの2ヶ月ほど生活を共にした少年、トキオ。

少年との出会いが拓実の人生を大きく変えた。

トキオはいつも未来を知っているかのように拓実をある方向へと導いていこうとする。

しかし、出会って2ヶ月後。

トキオは「過去をかえちゃいけないけど、黙って見過ごすことはできない」と言って姿を消す。

去り際、彼は拓実の人生にとって重要なセリフを残していく。



biwaco305 at 08:19│Comments(6)TrackBack(0)その他 

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この記事へのコメント

1. Posted by LICA   2006年02月27日 08:30
最近ブログをはじめようかと思ってるLICAです。http://jump.sagasu.in/goto/bloog-ranking/を見ていたら記事が紹介されていたので、見にきました。また見に来ます!
2. Posted by びわ子   2006年02月27日 13:57
>LICAさん
はじめまして&いらっしゃいませ(^^
ブログ面白いですよ。
はじめたら教えてくださいね。
また、お待ちしています。
3. Posted by 相談員   2006年02月27日 17:08
junさんのブログで拝見して参りました。
「時生」・・私も大好きです。東野圭吾さんは、好きは大好きで、嫌いは「はい、おしまい」ってくらい極端に好き嫌いが作品によって分かれちゃうんですが
一昨日、読み終えた「手紙」も、好きです。「容疑者Xの献身」よりも、好きですね(笑)
4. Posted by しき   2006年02月28日 01:10
こんにちは。いつも密かにブログ読ませて頂いてますw
私もつい先日この本読みました。
ラストの一行が感動です。
この本はこの一行の為にあると云っても過言ではないと思いました。
東野圭吾さんの本は他に1冊しか読んだことがないのですが、
TVドラマもやってるし、流行にのって「白夜行」読もうと思ってますw
5. Posted by びわ子   2006年02月28日 08:10
>相談員さん
はじめまして&いらっしゃませ。
私も作品によって好き嫌いがはっきりしているかもしれません。
最近読み漁っているので「容疑者Xの献身」はまだです。
「手紙」は今度読んでみます^^
6. Posted by びわ子   2006年02月28日 08:13
>しきさん
こんにちは。
いつも密かにありがとうございます(^^
そうなんですよね。ラスト一行でボロボロってなっちゃいます。
私も「白夜行」を読みたいとは思っているのですが、あの厚さにちょっと考え中です。でも、きっと読むとは思います。
その時はブログにのせるので、しきさんの感想も聞かせてくださいね。

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